デンドロフィラックス リンデニー
幽霊ラン
上画像: Fig47(andresvila)
※育てた事はないので詳細は分かりません
通称:
デンドロフィラックス リンデニー(D. lindenii)は無葉蘭で下記のように様々な呼び名で呼ばれています。
- Ghost orchid(幽霊ラン)
- Palm polly(パーム ポリー)
- White frog orchid(シロガエルラン)
- White butterfly orchid
一番上の写真Fig47が白蛙っぽいでしょうか?
自生地:
- バハマ
- キューバ
- アメリカ(フロリダ)

育て方(Care)
温度:熱帯地域の植物なので冬も暖かく。写真撮影地付近のフロリダ州マイアミでは最低気温が10°位のようです。(他サイトで0℃以上なら栽培可能との表記もあり)
湿度:下の写真Fig43のように水没林や沼地に自生している事が多く、乾季でもある程度の湿度がある環境を好むと思われます。(他サイトで年間を通し湿度70%との表記もあり)
その他:根をはがさない事
無葉蘭ではデンドロフィラクス サリー(Dendrophylax sallei)の方がD. lindeniiよりも小型で低温に強い(国際園芸)
※冒頭に記載した通り育てた事はありませんのでケアについては実際はよくわかりません

幻のスーパーゴースト(Super Ghost)
デンドロフィラックス リンデニー(Dendrophylax lindenii)は同時に複数の花が咲くことは少ないそうですが次の写真Fig71では8本位咲いています。
フロリダのコークスクリュースワンプ(Corkscrew Swamp)では一度に16本の花を咲かせる”スーパーゴースト”と呼ばれるリンデニーが存在するそうです。
根は蜘蛛の巣のように八方に張り巡らされ、推定では50年以上生きているそうです。

ビッグサイプレス国立野生保護区(Big Cypress National Preserve)


このページに載っているほとんどのデンドロフィラックス リンデニー写真はフロリダのビッグサイプレス国立野生保護区(Big Cypress National Preserve)周辺のものです。
ビッグサイプレス国立野生保護区(Big Cypress National Preserve)はワニが多数生息している湿地帯で、こんな標識があります。

”ワニに注意”ではなく”ワニに餌やり禁止”のようです。
ワニは恐れるものではなく、ハトのように身近な存在なのでしょうか

ゴーストオーキッド(幽霊ラン)の謎を解く(YouTube)
幽霊ランは花粉を運ぶポリネーターの存在が知られていませんでした。その正体を突き止めるドキュメンタリーです。
幽霊蘭の自生地がどのような場所なのか参考になると思います。

●画像ID: ①著作者②ライセンス形態(翻案前)③備考
・Fig01: ①Antonio Chaves②CC-BY-SA③翻案
・Fig43: ①logancrees②CC-BY-NC③翻案
・Fig47: ①andresvila②CC-BY-NC③翻案
・Fig55: ①linaceae②CC-BY-NC③翻案
・Fig65: ①logancrees②CC-BY-NC③翻案
・Fig71: ①joshuadoby②CC-BY-NC③翻案
・Fig75: ①apasciuto②CC-BY③翻案
・Fig92: ①joshuadoby②CC-BY-NC③翻案
Fig65: logancrees


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