Mediocalcar uniflorum


ユニフローラム

メディオカルカー ユニフローラム


■育て方・栽培・ケア■

【基本事項】

●小型です。
●冬は室内で。
●夏場は涼しい所で。
●最低温度が10℃なら冬越し可能です。
●淀んだ空気を嫌う着生植物です。

※このチャートは参考程度(過信禁物)です。
※光_Lightが高/Highでも夏の直射日光は危険です、あくまでも室内向け植物でのレベルです。

分布:ニューギニア辺りの湿った熱帯生物群系、標高800m~3000m。樹木の低い所に着生する。苔の多い所に生える事が多い。地面にも生える。
温度:耐寒性(≧5℃)がある。メディオカルカーの中では暑さに強い。
光量:日光を好むが夏季の強光は苦手。
湿度:水が好き、鉢は湿り気味にする。
開花:冬, 現地では一年中開花するようです。
丈夫、現地ではM. bifoliumと並び最も一般的なメディオカルカーです。

●シノニム
Mediocalcar rigidulum
Mediocalcar sepikanum
Mediocalcar uniflorum var. orientale

※homotypic synonymとheterotypic synonymです=受け入れられていない名前。

野中洋蘭園

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●花の特徴
・花色は赤/オレンジ/まれにピンク
・がく片/花弁/リップの先端は黄緑で、まれに花全体が黄色っぽくなる事もあるそうです。

【写真について】

メディオカルカー ユニフローラム
Fig15: M. uniflorum??(CC BY-SA)

● 野中洋蘭園の写真は一般的なM. uniflorumですが、Fig15はM. uniflorumとされる写真ではありますが、花先端が黄緑ではなく、同定もメディオカルカーの専門家によるものではないようです。
また、M. uniflorumは標高800m以上に自生するとされますが、Fig15の写真はワイゲオ島の標高100m以下で撮影されており身元不明の園芸品種の可能性もあります。
●掲載する写真については注意はしておりますが、このような写真が紛れ込む可能性がある事をご理解ください。

●ちなみに標高100m辺りで自生が確認されているメディオカルカーは下記になります。
Mediocalcar paradoxum subsp. paradoxum
 (ソロモン諸島固有種)
Mediocalcar versteegii subsp. vulcanicum
 (ブーゲンビルでのみ知られている)


Fig02: 西パプア州ピアイネモ島(CC BY-SA)


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